マタニティヨガ・産後ヨガ
妊娠中は身体だけでなく心も不安定な状態です。赤ちゃんに関して不安に思ったり、生まれたあとの育児に関する不安にとらわれてしまったりすると、心も大きく揺れ動いてしまいます。また、妊娠中はホルモンバランスの関係で気分の浮き沈みが激しくなりがちです。
こうしたとき、心をケアするヨガの呼吸法や瞑想が役立ちます。不安で胸がいっぱいになってしまったときには、まずは深い呼吸で落ち着きます。時間があるときは、横になって瞑想をしてみましょう。瞑想は、日常的に続けていくと気持ちが安定していくのを感じられるはずです。
妊娠期間中はつわりや体の変化で動きにくくなることも。また、腹筋群や骨盤底筋群など特定の筋肉が弱化してしまい、産後にも影響を及ぼします。マタニティヨガは、弱りがちな妊娠中の体力を維持することに役立ちます。妊娠中から体への意識を持つことで、産後の回復のサポートにもつながります。
ヨガの特徴は呼吸をしっかりと続けながらポーズを行うこと。酸素の供給を絶やさず行うことで、胎児の成長も妨げません。特別な呼吸法でなくても、普段は無意識に行っている呼吸のコントロール方法を練習することで、深い呼吸ができるようになり、出産時にパニックにならず落ち着いて呼吸ができるようになります。
#呼吸で落ち着く
マタニティヨガでは、分娩時のパニックから守ってくれる深い呼吸の練習をすることができます。特に重要なのが吐く息を長く意識的に行うことです妊娠中に呼吸することを練習しておくと良いです。出来ればゆったりとした深い呼吸をオススメします。まずは普段通りの胸式呼吸で構いません。慣れてきたら吸う時にお腹が膨らみ、吐く時にお腹がへこむ腹式呼吸を練習してみましょう。
#瞑想で心をリセット
時間があるときは、横になって瞑想をしてみましょう。瞑想は、日常的に続けていくと気持ちが安定していくのを感じられるはずです。
妊娠中、自分だけの身体ではないと肩に力が入ってしまうことも多々あるでしょう。警戒心を持つことはとても大切なことですが、リラックスする時間も意図的に作るようにしましょう。そうすることでママも赤ちゃんも心地よい時間になるはずです。妊娠中にしかできないことを楽しみつつ、かけがえのない時間をリラックスして過ごしてください。
産後は慣れない育児へのストレス、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、授乳や抱っこによる体の痛みなど心身への負担が大きくなっています。産後ヨガは疲れた心と体のケアをすることができます。深くゆっくりとした呼吸を繰り返しながらヨガのポーズに集中することで、心身ともにリラックスさせることができます。
骨盤の引き締め、骨盤底筋の強化
骨盤を引き締めることで、妊娠前の体型に戻しやすくなります。産後、くしゃみをしたり笑っただけで、「尿漏れ」をしてしまったりします。これは、妊娠中に骨盤底筋が伸びて緩んでしまっていることが原因なので産後にしっかり骨盤底筋を強化する必要があります。
腰回りや腹筋の筋肉を鍛える
妊娠中に伸ばされた状態の皮膚をそのままにして放っておくと皮下脂肪がついてしまいます。皮下脂肪がつかないようにするには、腹筋を鍛えることが大切です。また、腹筋を鍛えることで、腰への負担も減り、腰痛予防・改善することができます。
産後は太りやすいイメージがある方は少なくないでしょう。しかし、実は産後半年間はとても痩せやすく、ダイエットには絶好のチャンスです。妊娠中に体につく脂肪は水分が多い「流動性脂肪」という脂肪のため、通常の脂肪よりも落ちやすいと言われています。
妊娠中についた落としやすい脂肪が、普通の脂肪になってしまう前に、しっかり燃焼させることがダイエット成功の鍵となります。
#無理せずリフレッシュ
対処法をまずは知っておくことと相談できる環境を整えることが大事になります。新米ママや妊娠中の友人やグループがあれば相談してみると楽になることもあります。
病院側主催のヨガレッスンは、産後の1ヶ月検診がひとつの目安ですが、MITRA Yoga Studioでは次の状況を考慮し産後3ヶ月以降としています。
次のような方は必ず担当医師に相談がしてください。